春の全国火災予防運動が実施されます

令和7年3月1日~令和7年3月7日の期間において

全国一斉に「春の火災予防運動」が実施されます。
この運動は、火災が発生しやすい時季を迎えるに当たり、火災予防思想の一
層の普及を図り、もって火災の発生を防止し、高齢者を中心とする死者の発生
を減少させるとともに、財産の損失を防ぐことを目的として実施されます。

阪神淡路大震災の発災から30年を迎えたところですが、依然として大規
模地震時においては、電気に起因する火災が多く発生していることから、地震
時の電気火災リスクを低減するため、感震ブレーカー等の普及推進を加速する
必要があります。

いま、備えよう。大規模地震時における電気火災対策

住宅火災から命を守るため、以下の「住宅防火10のポイント」を意識しましょう。

4つの習慣
〇寝たばこは絶対にしない、させない
〇ストーブの周りに燃えやすいものを置かない
〇こんろを使うときは火のそばを離れない
〇コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く
6つの対策
〇火災の発生を防ぐために、ストーブやこんろ等は安全装置の付いた機器を使用する
〇火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する
〇火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類及びカーテンは、防炎品を使用する
〇火災を小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認しておく
〇お年寄りや身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく
〇防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域(地区)ぐるみの防火対策を行う

住宅防火いのちを守る10のポイント

また、春の火災予防運動と同期間に「全国山火事予防運動」も実施されます。

統一標語
「ふるさとの 山を守ろう 火の手から」

山火事を予防する6つのポイント
①枯れ草等のある火災が起こりやすい場所では、たき火をしないこと
②たき火等火気の使用中はその場を離れず、使用後は完全に消火すること
③強風時及び乾燥時には、たき火、火入れをしないこと
④火入れを行う際は市町村長の許可を必ず受けるとともに、あらかじめ必要な防火
対策を講じること
⑤たばこは、指定された場所で喫煙し、吸いがらは必ず消すとともに、投げ捨てな
いこと
⑥火遊びはしないこと、また、させないこと