寒さの厳しくなる冬場は石油ストーブや電気ストーブ等の暖房器具を使用する機会が増えます。暖房器具は使用方法を誤ったり、適切な管理を行わない場合、重大な火災に繋がる恐れがありますので注意が必要です。
※暖房器具の火災は、住宅火災の出火原因としては3番目に多く、死者の発生した住宅火災においては3番目に多い出火原因となっています。(令和5年中)
《安全に使うための注意事項》
- 暖房器具の周囲に可燃物を置かない。暖房器具の上部で洗濯物を乾かさない。
- 石油ストーブを使用する場合は、古い燃料を使用しない。※不完全燃焼や異常燃焼等、予期しない事故発生の恐れありがあります。
- 石油ストーブを給油する際は、確実に消火してから給油する。
- 石油ストーブの燃料の誤給油に注意。※ガソリンを誤給油し、異常燃焼を起こした事例があります。
- 石油ストーブの給油後は燃料タンクの蓋を確実に締める。
- 電気ストーブの配線を家具等で踏みつけない。※断線を起こし火災に繋がる恐れあります。
- 暖房器具は可能な限り自動消火機能があるものを使用する。
- 暖房器具を使用する際は適宜換気を行う。※一酸化炭素中毒にいたることもあります。
また、近年、電気器具類を発火源とする住宅火災の件数が増加しています。
住宅火災における電気器具類を発火源とする火災について、以下の3つが主な出火原因としてあげられます。
2.家電製品の不適切な使用による火災
3.プラグコード類による火災
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