令和7年度第1回甲種防火管理資格取得講習会を開催しました

令和7年6月26(木)・27日(金)の2日間、上益城消防本部にて甲種防火管理(新規)資格取得講習会を開催しました。

 防火管理とは、火災の発生を未然に防止し、かつ、万一火災が発生した場合でもその被害を最小限にとどめるため、必要な万全の対策を樹立し実践することをいいます

本講習では防火管理者の責務と重要性、また必要な知識を学ぶために管内外の各事業所から28名の方が受講され、実体験として水消火器や屋内消火栓を使用した消火訓練、自動火災報知設備の操作要領など防火管理に必要な知識、技術を習得されました。

受講者の皆様には本講習会で学ばれた「自分のところは自分で守る」という自主防火管理の原則に基づき、各事業所一丸となって防火管理に取り組んでいただきたいと思います。

令和7年度職員研修(コミュニケーション研修)を実施しました。

令和7年6月2日・3日の2日間、令和7年度職員研修(ハラスメントを防止するためのコミュニケーション研修)を実施しました。

今回の研修では、ハラスメントアンケートにおいて意見の多かったコミュニケーション不足を題材として、班ごとに「ハラスメントを起こさないためにはどうすればいいか」をブレインストーミング形式でグループワークを行いました。

参加者からは、無意識の偏見に関する気づきや、グループワーク形式で他者の意見を聞けたことが有意義だったといった意見がある一方、階級の違う職員とは話しづらく、世代間・役職間の意識差への言及が挙げられ、今後の課題も可視化することができました。

今後とも継続的に研修会を実施し、ハラスメントのない職場づくりを目指していきます。

給与・定員管理等、等級及び職制上の段階ごとの職員数の公表について

令和6年度における上益城消防組合の給与・定員管理等について公表します。

また、併せて地方公務員法第58条の3の規定に基づき、等級及び職制上の段階ごとの職員数についても公表します。

令和6年度 給与・定員管理の公表

等級及び職制上の段階ごとの職員数(令和7年4月1日現在)

令和7年度 上益城消防組合消防職員採用試験案内

◆ 申込受付期間 令和7年 7月28日(月)~ 令和7年8月15日(金)
◆ 第一次試験日 令和7年 9月21日(日)

1 職種、採用予定人員及び職務内容

区  分 職    種 採用予定人員 職    務    内    容
高等学校
卒業程度
消  防 3名程度 消防署等において、警防、救急等消防業務全般に従事します。

2 受験資格

職    種 年   齢   及   び   資   格   等
消  防 平成13年4月2日から平成20年4月1日までに生まれた人

詳細は、令和7年度 上益城消防組合消防職員採用試験案内 をご覧ください。

試験申し込みには、
試験申込書(消防職員用)
をご利用ください。

令和7年度九州一斉住宅用火災警報器設置普及啓発キャンペーン

令和7年5月25日(日曜日)から6月8日(日曜日)の期間、九州一斉住宅用火災警報器普及啓発キャンペーンが実施されます!!

目的
 九州の各消防本部が一斉に住宅用火災警報器の設置の徹底及び適切な維持管理の周知に関する普及啓発キャンペーンを行うことにより、住宅火災による被害のさらなる軽減を目的としています。

PR動画→ 九州一斉住宅用火災警報器普及キャンペーンのPR動画 – YouTube

 上益城消防組合管内においても、平成23年6月1日より、すべての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務化され、今年で14年が経過しようとしています。一般的な住宅用火災警報器の寿命は約10年とされており、古くなった住宅用火災警報器は、寿命や電池切れなどで、火災を検知しないこともあります。
 そのため、約10年を目安に機器本体を取り換えることをお勧めしています。

令和7年度住宅用火災警報器普及啓発リーフレット
令和7年度住宅用火災警報器普及啓発リーフレット

山都町防災フェスタに参加しました

山都町防災フェスタに参加しました!

 令和7年5月18日(日)に山都町運動公園総合体育館パスレルにて開催されました「防災フェスタ」に、当消防本部も参加しました。防災に関する知識・技術の習得体験が目的とされ、消防からは、車両展示や消火・救急体験、煙体験、住宅用火災警報器アンケートなどのコーナーを開設し、地域の皆様と交流し防災の意識を高めることができました。今後も地域の皆様の防災意識の向上に繋がる取り組みに努めていきます。

 

通電火災にご注意!

通電火災にご注意!

 これから梅雨時期を迎えるにあたり、大雨の影響による水害等により長時間の停電が発生する恐れがあります。水害等で停電が発生した場合、電気が復旧し再通電時に起こりうる火災が「通電火災」です。通電火災は地震の影響による停電後にも発生の恐れがあります。以下のことにご注意いただき火災を防ぎましょう。


<通電火災とは>

 停電後、停電が復旧した際の再通電時に発生が懸念される火災

 


〇主な原因

浸水や雨漏りによる、電化製品の基板等の損傷により、再通電時にショートが生じ発火する。
コンセントに水分が付着し、再通電時にトラッキングが生じ発火する。
・落下した洗濯物などの可燃物がヒーターに接触した状態で再通電し、着火する。
転倒したヒーターなどが可燃物に接触した状態で再通電し、着火する。
・転倒した家具の下敷きになり損傷した配線などに再通電し、発熱発火する。


〇主な対策

(日頃からの備え)
住宅用分電盤の機能充実(漏電ブレーカー、コード短絡保護機能)
・感震ブレーカーの設置

(停電時・避難時の対応)
・停電中は電化製品のスイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜く
・停電中に自宅を離れる際は、ブレーカーを落とす

(停電復旧時の対応)
・電化製品が破損していないか、配線やコードが破損していないか、可燃物が近くにないかなど、安全を確認してから電化製品を使用する。
・建物や電化製品に外見上の損傷がなくとも、壁内の配線の損傷や電化製品内部の故障により、再通電後、長時間経過したのちに火災に至ることがあるため、煙の発生やにおいなどの異常を発見した際は、直ちにブレーカーを落とし、消防機関に連絡する。
・浸水等により一度水に濡れた電化製品は使用しない。