避難器具(緩降機)の訓練等における安全管理について

避難器具(緩降機)の訓練等における安全管理について

 

平成26年10月に青森市において、緩降機を訓練中に使用した際に、参加者が誤って転落し負傷する事故が発生しました。

過去にも同様の事故が発生しており、今後類似の事故を防止するためにも、降下訓練や点検時に使用方法を熟知するとともに、以下の点に十分ご注意下さい。

 

① 装着した着用具が身体から抜けるおそれのある服装等は避ける。

② 2本の長短ロープを確認し、短い方のロープの着用具を身体に装着する。

③ 着用具は頭からかぶり、必ず胸部にて脇に挟む形で正しく装着する。

④ 着用具の装着後、降下姿勢に移るまでの間は、装着側のロープをできるだけ張った状態とする。

⑤ 開口部から身体を出す際は、急激な荷重がかからないようにする。

⑥ 降下は、身体が安定するまで行わず、降下中は腕を上に伸ばすなど不安定な姿勢をとらない。

⑦ 訓練は、開口部付近及び降下地点付近に監督者を配置するなど、安全管理体制を確保した上で実施する。

 

問い合わせ先:予防課(TEL096-282-1963)